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小嶋さんは「延岡百景」の中で城山のことを、次のように書いている。
「明治初年には全山に老松が茂り、夕方になるとその老松に茂みに、無数のカラスが集まってきたという。カラスの寂しげな啼き声が、七町(ななまち)があった町々の、大よそ一ぱいに聞こえたという」
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「城山」の名を冠する地名は、全国至る所にあり、延岡の城山もその一つ。沖積平野の延岡三角州の中ほどに、ポツンと島のようになっている海抜53メートルの丘陵である。愛宕山、今山とともに、市街地に囲まれて立地する緑のオアシスであり、市民の憩いの場所になっている。この際、城山、愛宕山、今山を「延岡三山」と命名したい。
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今回、小嶋政一郎著「延岡百景 今と昔」(光輪舎刊)をもとに、「新延岡百景」を連載することにした。
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