延岡市須美江町の曹洞宗普門寺(吉井泰俊住職)で9月8日、えんぱくプログラム「禅寺で心と体の癒し体験」の内覧会があった。
「ひむかのくに えんぱく(延岡感動体験泊覧会)」は10月15日に開幕し11月6日までの約3週間にわたり、昨年より13多い35のプログラムを実施する。9月1日に参加受付が始まったことから、PRを兼ねて報道関係者ら対象に内覧会を開いている。
このプログラムは、普門寺で坐禅体験をした後、吉井住職から「生命(いのち)と食」に関する話を聞き、住職夫人の吉井雅子さんが作ったマクロビオテックの料理を食べ、心と体を癒そうというもの。延岡観光協会の主催で11月3日に実施する。参加料は3000円。
内覧会ではアテンドする観光協会の女性職員らが、約30分間の坐禅体験に挑戦。背筋を伸ばし、大地からの気と宇宙からの気を体の芯で一つにすることで、本来の自分を取り戻すコツを学んだ。坐禅というと、畳の上で直接あぐらをかいて行うものという先入観があったが、専用の坐禅布団を下に敷くため、あぐらが苦手な人でも取り組みやすく、足の不自由な人は椅子に座ったままでも坐禅になる、という。

「いのちを育む~こころと体を癒す食~」と題した講話では、吉井住職が感染症にかからないために体調が悪い時は甘いものを控えることや、梅酢を薄めてうがいすることでインフルエンザや結核菌に効果があることなどを紹介した。
また、マクロビオティックとは日本古来の伝統食のことで、特に玄米をよく噛んで食べることで肥満や病気になりにくい体を作ること、日本に昔からあるものを食べることが体の機能を高めてくれること、大根や人参なども皮ごと調理する(一物全体食)ことなどを説明し、「昔から日本人が食べていた米、味噌汁、漬け物を食の中心軸に置いてほしい」などと話した。
この後、雅子さんが作った料理を試食した。この日の献立は玄米ご飯に、冬瓜のポタージュ、車麩(くるまふ)のカツ、カボチャに煮物、人参のキンピラ、豆のサラダ、ハスガラとキュウリの酢の物、里芋の柚子味噌和え、昆布の佃煮など。野菜中心だが、一品一品に体への細かい配慮がなされ、見た目も華やか。
参加者は「マクロビオティックの料理=精進料理と思っていたが、見た目も楽しめ、野菜それぞれの栄養がしっかり体に入っていく感じ。玄米もしっかり噛んで食べるので、けっこう満腹になった。きょうは心も体も癒され、リフレッシュできた」と話した。
プログラムの参加申し込みはえんぱく総合窓口(延岡観光協会内、電話0982・23・1193)へ。



















