偏読王021
今回は実写映画化された「逆境ナイン」や転校先で嵐を巻き起こす「炎の転校生」などのヒット作をもつ島本和彦さんのコメディー漫画「アオイホノオ」をご紹介します。休刊になった週刊ヤングサンデーで2008年まで不定期連載され、現在は小学館の月刊誌「ゲッサン」で連載中です。
物語の舞台は1980年代初めの大阪府にある「大作家(おおさっか)芸術大学」。主人公は漫画家になるという野望を抱いている青年「焔燃(ほのお・もゆる)」。主人公の名前から想像できると思いますが本作は「ものすごい熱血」漫画です。でも、ちょっとズレてる感じの熱血です。「そこでそのテンション?!」「この場面で渋く決めるかあ?!」と、思わずツッコミを入れたくなる場面の連続で笑いを誘います。実在のアニメ監督や漫画家が数多く登場し、物語をリアルに感じますが、単行本の巻頭に「この物語はフィクションである」と大きく注意書きがしてあります。まあ、実際にこんな人たちだったら・・・ちょっとコワイですけど。ちなみに、燃のモデルは島本さんご本人だとか。なるほど、それは納得できました(笑)















