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BOOKワオ!20
By 0982.TV On 24 6月, 2011 At 08:25 AM | Categorized As #020, 0982 フリーペーパー, 新着ニュース, 絵本男 | With 0 Comments

武士道エイティーンe38396e38383e382afe383afe382aa

最近、ハマッている本屋さんがあります。少し遠いのですが、宮崎市高千穂通りのカリーノ1階にあるTSUTAYA(蔦屋書店)です。
宮崎県下最大の50万冊という販売書籍の豊富さもさることながら、ハマッた理由は、文庫本が出版社別ではなく、作者別に揃えてあるところです。お気に入りの作家が見つかると、その人の他の作品を読みたいという気持ちになる人も多いハズ。そんな時、作者別に分けてあるとあちこちウロウロすることもなく、好きな作家の本がじっくり選べ、とっても親切です。
今回紹介するのは、そのTSUTAYAで見つけた一冊。延岡や日向市内の本屋さんはもとより、博多阪急でも品切れだった誉田哲也さんの「武士道エイティーン」(文藝春秋刊)です。なんか、硬派なのか軟派なのか分からないタイトルですが、剣道に打ち込む女子高生が主人公の3部作の完結編なんです。
「またまた軟派な本を」といぶかる男子諸君、このシリーズは超お勧めです。第1作の「武士道シックスティーン」は昨春映画が公開されたので、タイトルだけは耳に残っていたのですが、その軟派な響きに最初は原作を読む気なんてサラサラありませんでした。
ところが、映画公開を前に本屋さんに並んだ文庫本の作者を見て、驚きました。「ジウ」(全3巻)やテレビドラマ化された「ストロベリーナイト」など、警察小説の担い手として知られ、好きな作家の一人だった誉田哲也さんだったからです。
読んでまたビックリです。全日本中学準優勝の磯山香織と、地元の大会でその磯山にたまたま勝ってしまった甲本早苗という、剣道に打ち込む対称的な2人の女子高校生の友情、苦悩、そして成長ぶりが2人称で描かれ、その面白さにグイグイと引き込まれてしまったのです。
しかも、警察小説では“猟奇的”な殺人シーンが多い誉田さんの本なのに、青春小説だから当たり前ですが、誰も死にません。同じ作者の本とは思えない、そのギャップがまた面白い。「ジウ」シリーズも面白いのですが、ショッキングな描写も多く中学生の娘には勧められませんでしたが、このシリーズは娘もハマッてしまったみたいです。
ストーリーについては、ここではくどくど書きません。とにかく面白いので、まずは文庫化されている「武士道シックスティーン」「武士道セブンティーン」(いずれも文春文庫)から読んでほしい一冊です。軟派なタイトルに騙されたと思って……。

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