延岡市・日向市・門川町・美郷町・諸塚村・高千穂町・日之影町・椎葉村・五ヶ瀬町の情報をお届けしています。
お年寄りのストライキではありません
By 0982.TV On 2 2月, 2011 At 01:13 PM | Categorized As コラム, 延岡市, 新着ニュース, 時々コラム | With 1 Comment

itihuri_motimaki1 ウワーッ、お年寄りがたくさん=写真=。ストライキでも始めるの?。ストライキではありません。実はモチを拾うために集まっているのです。

 
 ここは延岡市北浦町市振(いちぶり)の市振神社境内です。2月1日、市振神社であった厄年と還暦男女の厄払式=別掲=がありましたが、式のあとにあるのがモチまき。それを楽しみに、早い人は始まる1時間以上も前から、こうしてそのときを待っているのです。
 もっとも、お年よりばかりではありません。わずかですが若い人もいますし、近くの幼稚園児も。注目したいのは、ほとんどの人が手に手にカゴを持っていることです。中にはシルバーカーや、なんとネコ車を持ち込んでいる方もいました。

 

 

 
itihuri_motimaki2 ふつうのモチまき会場で見かけるのはビニール袋ですが、カゴのほうが断然入れやすいんです。それに破ける心配もありません。マイバッグの時代でもありますし。
 手カゴは申し合わせたように荷造りテープで編んだものが大半。あるおばちゃんに「みんな手カゴを持っているけど、そんなに拾えるんですか」と聞いたら「だいたい、これ一杯にはなっとですよ」。「エーッ」。
 で、神事が終わるのを見計らって大集団が社殿の周りを囲むわけですが、これまた用意周到というか、前列の人たちはシートを持ち込んで敷き、チョコンと座るのです。つまり、定位置から動かなくても、モチのほうから飛び込んでくるというわけ。それだけ大量のモチがまかれるのです。市振地区は漁業の町ですから大量は大漁につながるということでしょうか。

 

 

 
itihuri_motimaki3 モチまきがスタンバイすると、拾う方は「コッチ、コッチ」と手を広げてアピール。
いざモチまき開始。まく方は気合を込めて「イクゾー、ソレーッ」「ソレ、イケーッ」。それこそモチが雨あられ、まく方も拾う方も、笑顔と歓声に包まれるのです。
 この光景が厄年の男、厄年の女、それに還暦の男女と、30分ほどの間隔で3回繰り返されます。モチだけでなくミカンやお菓子などもまかれるので、そりゃもう手カゴ一杯になりますよ。

 これで、終わりかと思ったら、そうじゃないんです。厄年や還暦の人たちが自宅に戻ると、今度は自宅でモチやミカン、お菓子をまくのです。地区住民はダレが厄年か還暦かを事前にキャッチしていて、その家をめがけて行くのです。そうしてまたもやモチやミカンなどをゲット。
 いやいや、まだあるんです。喜寿(77歳)、88歳(米寿)の人たちも、この日に自宅や神社で祝いモチをまくのです。とにかく、大盤振る舞いの一日でした。
 同様のモチまきは、市振地区の隣の古江地区などでも見られます。なにはともあれ、今年も皆さん健康で大漁・豊作でありますように。

Displaying 1 Comments
Have Your Say
  1. なかよし より:

    いや~はや~にぎやかで~なごやかで~
    いいですね~。
    さすが 市振。そして 古江。

ご意見・ご感想はこちら!


0982テレビ|延岡市・日向市・門川町・美郷町・諸塚村・高千穂町・日之影町・椎葉村・五ヶ瀬町の情報をお届け!宮崎県北情報のことならココ!