エホンマンの偏読王 #014
これまで絵本とマンガを紹介してきた(マンガのほうが多くなかったか?!)当コーナーですが、今回は「マンガ×おとぎばなし」という面白いスタイルのマンガ「月光条例」をご紹介します。作者は「うしおととら」や「からくりサーカス」で有名な藤田和日郎さん。物語のあらすじは「何十年かに一度、真っ青な月の光が“おとぎばなし”の世界をおかしくする。そのおかしくなった世界を正すため、額に『月光条例』の刻印を刻まれた少年「岩崎月光」が“おとぎばなし”の住人たちと戦いを繰り広げる」というもの。
物語には、みなさんがよく知っている日本や世界のおとぎばなしが多く登場します。おとぎばなしというのは、たいていコミカルな感じで描かれるのが普通。しかし、この作品は違います。登場人物たちそれぞれが、藤田さんの描く特有の「不気味さ」を漂わせていて、時折「ゾクッ」とするような表情を見せています。この作品を機会に、登場する“おとぎばなし”を読んでみては?でも、けっして月明かりの下では読まないでくださいね…。
















