岸上蒲鉾北延岡工場が稼働 延岡市の差木野工業団地
延岡市の差木野工業団地で建設工事が行われていた岸上蒲鉾・冷蔵株式会社(岸上照夫社長)北延岡工場が完成し、6月14日から稼働を始めた。同地は、アサヒビール清涼飲料工場の進出予定地として造成され同社に売却されたが、同社の進出断念に伴い市に無償返還されたものの、20年近く活用されていなかった。



進出計画によると、約1万8500平方メートル(うちポンプ場用地約148平方メートル)の用地に、約4000平方メートルの新工場が完成した。内訳は、蒲鉾加工場自体が1729・2平方メートル、事務所・休憩所・展示室・見学用通路が615・5平方メートル、岸上冷蔵の貸し冷蔵庫部分が1620平方メートルある。貸し冷蔵庫は7月1日に本格稼働する。


加工場は、昭和町の旧工場の約1・5倍の広さを持ち、原料を一次加工する調理室、すりつぶす擂潰(らいかい)室、製品にする成型室、包装室、出荷室などに分かれ、同社の主力である蒲鉾、ちくわ、天ぷら(あげみ)など約30種類を月産約20トン生産する。
ガラス越しに製造工程を見学できる見学用通路があり、事前に申し込めば製造工程を見学でき、できた製品は事務所の一角で購入できる。見学時間は午前10時-正午、午後1時-同3時。予約は電話(0982・32・3800)へ。
同社は岸上商店として大正7年に創立し鮮魚仲買業、蒲鉾(かまぼこ)製造を始めた。昭和51年に岸上商店、岸上冷蔵、岸上蒲鉾に分社化した。工場は昭和46年に紺屋町から現在の昭和町に移転しており施設の老朽化が顕著だったが、同48年に近隣商業地域に指定されたため、工場などの建て替えを行う際には諮問委員会と公聴会の開催が必要になっていた。一方で、同社の製品は九州全域のジャスコで販売されるなど販路を広げており、「安心、安全な商品を製造するためにも、工場の建て替えが急務」なことから、一昨年11月28日に市と立地協定を結び、昨年から工事に入っていた。
差木野工業団地は、当初、アサヒビールの清涼飲料工場が進出することになり、平成元年から農地を造成して工場用地に転用、アサヒビールに2億3300万円でいったん売却された。たが、その後の景気後退、清涼飲料の他品種少量化からアサヒビールは平成10年7月に進出を断念し、用地を市に無償譲渡した。
市はその後、進出企業の誘致を進めたが、「水資源活用」という縛りがあり、誘致活動は難航していた。















1件のコメントがあります。
岸上さん頑張って下さい。
あげみ ちくわ 美味しいですよ。
又美味しい「岸上のちくわ」美味しく頂きます。