漬物屋さんにギャラリースペースがオープン 初写真展が開催中 高千穂町
高千穂町で漬け物などの生産販売を行っている(有)あいそめ堂(興梠恵美子社長)の本社店舗の一角にギャラリースペースが誕生した。現在はその最初の作品展として同社の興梠登さんの写真作品が展示され、訪れた客たちの目を楽しませている。今後は地元作家たちの写真や絵画などの作品展示にも開放したいという。
高千穂の名物「千枚漬」や「きなこ漬」の製造販売元である「あいそめ堂」は、高千穂町三田井、下川登集落にある家族経営の小さな食品加工会社だ。その一員であり普段は企画や営業の仕事をしている興梠登さんの趣味は写真。これまで日常の何気ない風景や身近な花などを題材に撮影を続けて来た。いつしか撮りためた写真を皆に見てもらいたいとの思いが募り、会社に頼み込んで店舗の壁の一部を展示スペースとして使わせてもらうことになったのだという。
こうして誕生したギャラリースペースは杉の焼き板で覆った幅約2.8m、高さ約2.1m、店舗入口を入ってすぐの販売スペースに面した壁一面だ。最初、興梠さんはここに気に入った作品50点ほどを壁の上から下まで隙間なくびっしりと並べた。自分としては悪くない展示と思ったが、地元写真家からテーマと展示枚数を絞り込むようアドバイスを受け、改めて見直しを行ったのだという。
現在は仕切り直して初の写真展「Sky &Cloud」を開催中。興梠さんが愛用のデジタル一眼レフカメラで撮影した作品の中から、空と雲をテーマに厳選された20作品が展示されている。店舗内とはいえ、「買い物の予定がなくともぜひ立ち寄って欲しい」とのこと。スペースには小さなテーブルも用意されており、漬け物の試食させていただきながらの写真談義というのも悪くない。
また、引き続き7月中旬からは「Flowers」(花)、その後は「Children」(子供たち)をテーマにした写真展を計画中だと言う。開場時間は原則として午前9時から午後5時まで(日曜日は不定休)。見学は無料。
なお、今のところ決まっている展示の予定は興梠さんの写真作品ばかりだが、各種作品作りを手がける地元のアマチュア作家たちにもこのギャラリースペースを開放したいという。この空間に展示できるものであれば写真や絵画にはこだわらない。貸出し期間は2週間単位で、無料で利用できる。
問い合わせは、あいそめ堂(電話0982・72・2042)の興梠登さんまで。













