2010年2月25日
(食べちゃログ)なんでも本能のせいなのだ
狩りの本能というものがあるのだろうか。野生らしさが一切ない我が家の座敷犬でさえ、目の前で動くものを見ると、さっと飛びかかる。
それでは、人間ではどうか。同僚の一人は「本能がそうさせるのだ」とうそぶき、夜のチョウを狩るハンターとなって、きょうもせっせと夜の街に通うのである。
さて、ここで注目してほしいのは、回転寿司というシステムである。そう、寿司を乗せた皿が目の前を動いていって、気に入った皿があれば取って食べるというやつである。
あそこに行くと食っちゃうのである。というか、普段から大食いなのだが、あそこに行くと余計に食っちゃうのである。しかも、家族でそろって行ったりするもんだから、支払いのときに青ざめることになるのである。
賢明な読者のみなさんは、もうお気づきだろう。そう、回転寿司のシステムは、狩りの本能に訴えかけていっぱい食べさせようという、恐るべき戦略を具体化したものなのではないか、ということを言いたいのである。
目の前を獲物が動く。早く取らないと次の人が取っちゃうよ。さあ、どうするどうする。ええい、取っちゃえ。お、次の獲物も来たぞ。
という具合である。で、その実証実験に延岡市塩浜の神田川本店に行ってきたら、まんまと戦略にはまって、食った食った。狩りの本能、恐るべしである。あっ、もちろん、おいしくなければ客は一皿で帰っちゃうので、お店の努力あってこそ、このシステムは生きるのである。














