以前、この食べちゃログでみんちょラーメンを紹介した延岡市北方町美々地の「れんげ亭」。店主の長岡律子さんから、食堂部分を囲炉裏風に改造し新メニューも始めたと聞き、鹿川からの帰りに立ち寄ってみた。大工さんのご主人が製作したという囲炉裏は、10人前後がワイワイガヤガヤ囲めそうな大きさ。キャスター付きで移動も自由自在で、いろんな活用ができそうだ。
さて、期待の新メニュー。タレに漬け込んだ鶏肉と大ぶりに切った野菜が並んでいる。JA日向が売り出し中の「みやざき地頭鶏」を使った炭火焼きセットだ。柔らかくジューシーな地鶏として人気のみやざき地頭鶏を、酒とみりんをベースにした長岡さん特製のタレに漬け込み、備長炭の炭火焼きでいただくという宮崎ならではの贅沢この上ない逸品。
もともと刺身でも食べられるほど新鮮さが売りの地頭鶏だが、よりおいしくいただくため大ぶりの身をハサミで切り分け、よく火が通るまで我慢、ガマン、がまん……。脇を固める野菜たちも、長岡さんが無農薬栽培した自慢の品ばかりとあって、一つひとつが大きくて瑞々しい。こちらは塩か、地頭鶏を巻いて食べるとして、うーん、まだ焼けないかな?
焼けるのを待つ間、先日の干支のまちフェスタで販売し好評だった「干支おやき」(1個150円)と、紫黒米を使った「紅米いなり」(6個入り480円)を試食。おやきは高菜漬けと蕗味噌(ふきみそ)の2種類があり、今回は高菜漬けを食べさせてもらった。真空パックしてあるのをチーンして炭火で軽く炙って食べたが、焼きたての皮はもっと香ばしいそうで、今度はぜひ「焼きたて食べたーい!」。
一方、紫黒米は古代米の一種で、中国からの農業研修生が持参したものを譲り受け、長岡さんが地道に増やしてきたもの。中国では古くから漢方薬として使われ、白米に比べて鉄分が4倍、ビタミンB2が3倍、植物繊維は5倍も多く含まれているという。貧血、動脈硬化、大腸ガンの予防や便秘解消、高血圧の解消などに効果があるとか。
紫黒米については、ネットのPJニュース
http://www.pjnews.net/news/652/20091013_13が詳しい。
また、「紅米いなり」はネットショップ
http://compass.shokokai.or.jp/45/4542610012/でも気軽に購入可能だ。おやきも全国発送してくれるという。
さてさて、頭も胃袋も地頭鶏の炭火焼きに戻そう。備長炭の火力に炙られた地頭鶏の身が、ジリジリとうまそうな音を立て始めた。頃合いだ。同行の一人が、いきなりかぶりつく。アチチチチ――。
うん、これはうまい。サクサク食べられる地頭鶏の柔らかさはもちろん、特製ダレがその旨さを数段引き立てている。わずかながらニンニクも使っているみたいだ。大ぶりの野菜と地頭鶏に交互にかぶりつきながら、のどかな里山の風景、空気を心ゆくまで味わう。贅沢ここに極めりといったところか。
みやざき地頭鶏の炭火焼きセットは、ご飯と味噌汁付きで1400円。ご飯と味噌汁なしは1200円。ぜひ食べて見るべし。名物の「みんちょラーメン」や丼物、季節の野菜や山菜を中心に山の産物で作る「美々地御前」(1000円と1500円の2種類)もある。いずれも予約は同店(電話0982・48・0109)へ。
場所は、国道218号の槙峰大橋手前から上北方林道に入り、鹿川方面に走ること約8分(4・8キロ)地点から、道路脇の看板を目印に左折し、また看板を目印に上り坂を右折した左側。






















