延岡市漁業協同組合(日野政利=ひの・まさとし=組合長)が整備を進めてきた遊漁船の係留保管施設「浦城マリーナ」が完成し6月13日、完成式が延岡市浦城町甫場=ほば=の現地でありました。
マリーナは、海上に幅1・6メートル、長さ合計435メートルの浮き桟橋(79メートル、151メートル、118メートルの3本と、陸地との接続用桟橋を含む)を設置し、遊漁船200隻を係留することができます。浦尻湾=うらしりわん=内のいたるところに係留されている遊漁船をマリーナに集約させることで、漁業活動と遊漁船の共存共栄を図ろうと、漁協が国の交付金を得て1億1400万円かけて整備しました。
弾性係留索=だんせいけいりゅうさく=と呼ばれる、伸び縮みするゴムで海底のコンクリートブロックと浮き桟橋は固定されていて、水位が変化しても、桟橋を一定に保つそうです。また、この方式は環境に与える影響も少ないそうです。北欧では数十年前から採用されている方式ですが、国内ではまだ珍しく、九州では初採用だそうです。
式典では神事の後、日野組合長が「遊漁船の係留では、船舶の航行や漁業活動、周辺環境への影響があるが、マリーナが完成したことで、遊漁船の方々も将来にわたって安全安心に係留できるようになり、漁業者とのトラブルも解消し、共存共栄できるようになった。延岡市の活性化にもつながるもので、良好な漁場でこれからもがんばりたい」とあいさつしました。
そのあと、マリーナの入口前で日野組合長らがテープカットし、完成を祝いました。マリーナは係留する遊漁船の大きさにより、年間3万円から12万円で利用できます。問い合わせは延岡市漁協(電話0982・37・0611)か同浦城支所(電話0982・43・0473)へ。
なお、施設完成に合わせて、県は同湾内でのマリーナ以外での遊漁船係留を7月から禁止することとし、注意を呼び掛けています。問い合わせは県北部港湾事務所(電話0982・52・5366)へ。
















地元では、遊漁船でもなく、漁船でもない自給自足用の『生活船』としての船を所有している者がいます。
今回のルールですと、島浦の様な離島の場合、寺の住職やスーパーの経営者が、緊急時に使用する船ですら、遊漁船扱いになってしまいます。
民主主義の観点から、条例の見直しが必要ですね。