(新聞大好き!)新型インフル依然猛威 世界の感染者5200人超
5月13日付の朝刊各紙(毎日、朝日、読売、西日本、宮崎日日、日本経済)をめくると、大手企業の決算(2009年3月期)記事が、かなりのスペースを占めている。米国発の不況と円高のダブルパンチを食らった日本の主要企業は、その多くが赤字に。早くトンネルから脱する特効薬はないものだろうか。
そんなときに新型インフルエンザが発生、日本をはじめ世界に拡大している。12日午後8時現在の感染確認数は、34の国と地域で5273人となっている(数字は5月13日付、朝日新聞から)。5月4日の段階では2000人を下回っていたが、10日足らずの間に2倍以上に増えている。まさにネズミ算式の増加傾向を示している。
「世界保健機関(WHO)のフクダ事務局長補は11日の記者会見で、新型の豚インフルエンザの症状について『現段階で穏やかだと決めつけるのは早すぎる』と述べ、穏やかな症状が多いとしてきたWHOの見解を事実上修正した」(同新聞から)。さらに、同紙は「感染が広がれば若い世代に重症者が増える可能性がある」としている。
たしかに「鳥インフルエンザ」に比べると、毒性は弱く、症状も比較的穏やからしいが、すでにメキシコで56人、米国3人、カナダとコスタリカで1人ずつの計61人(数字は5月13日付、朝日新聞から)の死者が出ている事実を考えれば、決して軽くみてはならない。ここ2、3日、民主党の小沢代表辞任劇や、ポスト小沢をめぐる記事などの陰に隠れてしまっているだけに、国民の関心が薄れるのがこわい。
驚いたことに、同日付の朝日新聞に「メキシコ感染者『推計2万3千人』」の見出しで、囲み記事が掲載されている。読んでみると、2万3000人は4月末までの数字。WHOや英国、メキシコの国際研究チームが推計したもの。死亡率は0.4%と見積もられ、1918年に大流行したスペイン風邪ほどではないが、約0.1%とされる季節性のインフルエンザより高いとしている。(毎日、読売にも同じ内容で掲載)。
それにしても、2万3000人という数字は大きい。この数字が正しければ、感染者は3万人近いことになる。この囲み記事の最後に「過去に大流行したインフルエンザほどではないが、通常の季節性インフルエンザより感染力が強いという」とある。まだまだ世界に広がっていきそうだ。













