(新聞大好き)小沢民主代表ついに辞任 麻生首相の“解散ボタン”はいつ?
5月12日付の朝刊6紙(毎日、朝日、読売、西日本、宮崎日日、日本経済)の1面トップは、小沢民主党代表の辞任劇だった。小沢さんの辞任は、ある程度予想されていただけに特段驚きはなく、「ついに」「とうとう」「やっぱり」の感が、正直いって強い。
辞任の引き金になったのは、やはり公設第一秘書が逮捕・起訴された今年3月の西松建設の巨額献金事件だろう。小沢さんは11日の緊急記者会見で「一点のやましいところもない」と改めて強調しているが、事件発覚後は、党内や世論の批判にさらされ、居所が悪くなってきたことには違いないようだ。結果的には党内、世論の批判に屈した形となった。
「(西松建設事件の)説明責任を果たすべきだ」「(辞任するのが)遅すぎた」などといった声も出ており、辞めてもなお小沢さんへの風当たりは強い。しかし、当の小沢さんは記者会見で「政権交代実現に向け、挙党一致態勢をより強固にするため」とキッパリ。議員辞職や離党も否定している。
問題は、後任人事。今のところ岡田克也副代表、鳩山由紀夫幹事長、菅直人代表代行らの名が挙がっている。ただ鳩山さんは幹事長辞任を表明しているため、党代表に推されるのかどうかは微妙。3氏以外の若手の登用もありうる。
気になるのは、解散の時期。小沢さんの辞任が総選挙で自民党に歩があるようであれば、早期解散もありうるが、自民党内には「小沢氏辞任で、かえって戦いにくくなった」とする解散慎重論も出ている。9月の任期満了まで、あと4カ月あまりしかなく、自民党内には「このまま9月まで行くべきだ」という意見が多いのも事実。
そこで“解散ボタン”を押せる麻生首相は、どう考えているのか。11日の報道陣のインタビューでは「小沢さんの辞任と(解散総選挙とは)直接関係しない」と答えている。果たしてどうか。
一方、マスコミは昨年秋に解散風を少々あおった経緯があるだけに、今回は解散論に慎重になっているのか、大きく報道しているところは少ない。













