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(新聞大好き!)野焼き暗転  4人死亡2人けが――湯布院
By 0982.TV On 18 3月, 2009 At 02:51 PM | Categorized As その他, コラム, 新着ニュース, 新聞大好き | With 0 Comments

 春の風物詩、野焼き。それが一転して惨劇となった。3月18日の朝刊各紙は、17日に大分県由布市湯布院町で野焼きの最中に起こった死傷事故を、大きく報じている。

 

 野焼きといえば、春の訪れを告げる風物詩のひとつ。西日本では秋吉台、阿蘇、別府の扇山、それに17日に事故のあった由布院の野焼きはよく知られ、報道機関だけでなく、写真愛好家たちの格好の被写体にもなっている。

 

 たしかに危険と隣り合わせだが、事前の準備と打ち合わせなどをしっかりしておけば、毎年繰り返し実施している作業だけに、特に問題はない。しかし、今回は「防火帯」を越えて燃え広がり、用意していた消火用の水が足りなくなったという。「風向きが変わった」という証言もある。非情にも勢いを増した炎は、逃げ場を失った4人に襲いかかり、取り返しのつかない結果を招いてしまった。

 

 由布院といえば、別府の奥座敷といわれる温泉郷。連日大勢の観光客でにぎわっている。その町が当然の悲しみに包まれた。江戸時代は延岡藩の領地でもあり、延岡市民とって親近感のある町。対岸の火事とは、とても思えない。

 

 野焼き現場を遠くから見ると、燃やしているのは芝生のような丈の低い枯れ草に見える。ところが多くはススキなど、人の背丈かそれ以上もある草で、燃え上がったときの炎の高さは、数メートルにも達する。決して侮れないのだ。

 

 亡くなった4人(男性3人、女性1人)は、いずれも70歳以上の高齢者。けがをした2人も60代の女性だった。全国どこの野焼き作業も、高齢者に頼らざるを得ない現実があるようだ。ここ数年の野焼き中の死亡事故をみても、亡くなった方のほとんどが高齢者である。若者がボランティアで作業に参加している地区もあるが、大事なのは最悪の事態を想定した万全の態勢だろう。

 

 若葉が出る前の今ごろは、各地で野焼きが行われ、同時に山火事が多発する。県北では大掛かりな野焼きをしている所はないが、山火事は多い。二度とこのような悲劇を起してはならない。亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたい。

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