不用となった材料でヒット商品「日向夏みそ」 あいそめ堂(高千穂町)
高千穂町内で漬け物や佃煮の生産・販売を行っている「あいそめ堂」(高千穂町三田井、興梠恵美子社長)が昨年発売した「日向夏みそ」が、ちょっとした人気商品となっている。定番商品の「おかずみそ」と、町内の他業者で不用となった日向夏(宮崎特産のかんきつ類)の皮のピューレとを組み合わせたアイデア商品だ。
あいそめ堂は、シソの葉を何枚も重ねた「千枚漬」、きな粉でダイコンやニンジンを漬けた「きなこ漬」といった高千穂土産の製造販売元。このほかにも漬け物類や佃煮などを中心に20品目ほどを商品化している家族経営の小さな会社だ。
昨年、取引先の町内の業者が日向夏の皮のピューレ(ジャム状に煮込んだもの)の使い道に困っていることを聞きつけた興梠社長が、おかずみそに加えることを考え付いた。日向夏の皮は、果肉部分を使った残りで、ピューレにして保存してあったが、有効活用法が見つからないまま、廃棄されようとしていたという。
おかずみそは、あいそめ堂に従来からある定番商品。麦味噌にゴボウ、ニンジンなどの細切れを入れて煮込んだもので、ご飯の上に乗せて食べると最高においしいという。このおかずみそに日向夏のピューレを加えて出来上がったのが日向夏みそ。味噌の芳醇な旨味と日向夏のほのかな香りが組み合わさった、新しいおかずみそだった。
昨年6月に日向夏みそを発売すると、たちまち人気商品となり、今では町内のお土産店はもちろん、全国各地から引き合いがあるという。
ちょっとしたアイデアから生まれた日向夏みそ。そのままご飯にのせたり、野菜に付けて食べるのが定番だが、同店の興梠登さんによると「焼き豆腐に塗って田楽風にしたり、焼きシイタケに塗って食べるのもお薦め」という。1パック180グラム入りで420円。
町内のお土産品店や東京新宿の宮崎アンテナショップKONNEなどでも販売しているほか、地方発送にも対応している。問い合わせは、あいそめ堂(電話0982・72・2042)。
参考リンク
http://www.aisomedo.co.jp/
あいそめ堂
http://www.konne.jp/
新宿みやざき館KONNE












