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師走祭り体験ツアー募集 1月23、24日 
By 0982.TV On 15 12月, 2008 At 08:04 PM | Categorized As お知らせ, 新着ニュース, 特集, 美郷町 | With 0 Comments

siwasu1 師走祭りは1300年ほど前に百済王族の親子が日本に亡命したという伝説を今に伝えるもので、百済の風習を残す極めて珍しい祭り。特に、百済の王族を迎える「迎え火」は、炎の高さが10メートルを超え、天を焦がす30基の杉櫓の炎が醸し出す幻想的な火祭りで、その炎は西日本一とも言われているという。また、最終日に、別れを悲しんだ涙を隠すために、ナベ底についたススを顔に塗る「へグロ塗り」と、「おさらばー」と手を振って一行を見送る住民の姿も必見。

 

 祭りのスケジュールは23日が「上りまし」。午後4時ごろ、塚の原での祭典、野焼き。午後6時ごろ、一本鳥居での迎え火。24日が「祭典、舞明かし」。午後3時ごろ、神社裏山での山宮参り。午後4時ごろ、小丸川岸での洗濯行事。午後7時ごろから夜神楽。25日は「下りまし」。午前11時ごろ、境内でのへグロ塗りがあった後、一本鳥居でのお別れとなる。

 

siwasu2 体験ツアーは23日午後0時半に受け付けた後、日向市東郷町の伊佐賀神社から祭りに参加し、徒歩で5キロほど移動する。塚の原古墳で祭典、神楽、直会、野焼き体験をした後、3キロを徒歩で移動する。衣淵・田原家でみそぎ、祭典見学の後、火入れの準備をして、午後6時から迎え火を体験する。南郷温泉入浴後コテージで宿泊。24日は午前8時15分からよもぎ団子作り体験があった後、神門神社での神事、西の正倉院、百済の館などを見学し、南郷温泉での昼食後、午後1時半に解散する。

 

 参加料は大人1人1万円(1泊3食)。1グループ2人以上で申し込み、初日の合計8キロのご神幸(徒歩での移動)に参加できる人が望ましい。現地集合、現地解散。申し込み、問い合わせは美郷町役場南郷支所地域政策課(電話0982・59・1600)へ。

 

【師走祭り】
siwasu3 西暦660年、朝鮮半島の百済が、唐と新羅の連合軍に攻め滅ぼされ、663年の百済再興の戦いにも敗れ、多くの王族、部族は日本の畿内へと亡命した。その後、7世紀から8世紀中に日本で頻発した政治事件によって、現在の美郷町と木城町に百済の王族が亡命したという伝説を基に構成された祭り。

 

 百済の王族であった父親の禎嘉王は美郷町南郷区に、息子の福智王は木城町に住み、亡くなった後、それぞれが神として神門神社、比木神社にまつられた。祭りは、木城町の比木神社の福智王のご神体が、禎嘉王をまつる神門神社まで年に一度、巡幸面会に来るというもの。祭りはいつから始まったかは分からないが、発見された遺物等により、1457年ごろにはすでに行われていたらしい。

 片道90キロの道程を9泊10日で巡幸していたが、1947年ごろからは一部を省略し、行程のほとんどを車で移動する2泊3日に短縮されている。旧暦12月に行われることから師走祭りと呼ばれている。二つの神社が合同で、行政区をまたがって神幸するという祭りは珍しく、民俗的にも価値があるということから、平成3年に文化庁は師走祭りを「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択した。

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