障がい者の日(12月9日)を記念した「延岡市民ふれあいミーティング」が12月6日、三ツ瀬町の社会福祉センターであった。市ボランティア協会(松下宏会長)が、全員参加の社会づくりを目指し主催してきた「歳末市民ふれあいパーティー」が20周年を迎え名称を変更した。同時に1年で一番輝いていた障がい者をたたえる「ピープルファースト大賞」を創設し、第1回大賞に山内文代さん(59)=富美山町=を選び表彰した。
第1回ピープルファースト大賞に選ばれた山内文代さん(右)
障がいのある人、ない人が、同じ目線と同じ想いを持って生き、暮らせるまちづくりを目指すことを目的に毎年、障がい者週間(12月3-9日)期間中に開催している。ボランティア協会加盟36団体から約200人が出席した。
富山和子実行委員長(大輪の会)が「温まって楽しんでほしい」とあいさつし開会。首藤正治市長は「体も心も温かくなれる会に」と祝辞を述べ、市社会福祉協議会の坂本純一会長は障がい者週間が制定された経緯などをひもとき「歴史や世界の国々のことを話題にしながら、笑顔が会場いっぱいに広がる、友情の輪が大きく広がるひとときにしましょう」と呼びかけた。松下会長の乾杯でパーティーに移った。
ピープルファーストは、アメリカオレゴン州の障がいを持った少女が「私たちは障がい者ではなく、まず人間として扱われたい」と自分たちの権利を強く主張したことが始まり。ふれあいパーティーの20周年を記念し、その精神を尊重し賞という形にしたという。
表彰を受けた4人。左から大賞の山内さん、奨励賞の中園さん、垂水さん、特別賞の工藤さん(代理)
大賞に選ばれた山内さんは、18歳の就労中に右腕を失う事故に遭遇しながら職場に復帰し結婚、子育てをした経験を「うちの母ちゃん手がねっちゃが」に著し、多くの人々に感動と勇気を与えた。また、講話活動を精力的に行い、障がい者と健常者の架け橋になっている。大賞を受けた山内さんは涙声になりながら「この賞に恥じないようにこれからも頑張ります」とお礼を述べた。
そのほか今年度は、今年の全国障害者スポーツ大会水泳で4位入賞した中園由紀さん(29)=出北=と、病院勤務マッサージ師や延岡視覚障害者福祉協会副会長として福祉向上に努めた垂水克磨さん(62)=中島町=が奨励賞、ボランティア協会副会長やカンナ工房施設長などを務め今年7月に亡くなった工藤慶子さん(享年69)=稲葉崎町=に特別賞が贈られた。
市民ふれあいミーティングの参加者
パーティーでは、岩田一馬さんによるバナナのたたき売り、毛布など豪華賞品が当たる抽選会もあり、終始なごやかでにぎやかな雰囲気に包まれた。
















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