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2008年11月17日
時々コラム 「定額給付金」

定額給付金どう思いますか

 

 定額給付金、みなさんはどう思われますか。

 

 小学生と中学生の子供がいる我が家には、大人2人+子供2人で合計6万4000円の給付金が来る予定です。もらえるのはありがたいですが、我が家の台所事情を考えると、おそらく6万円の買い物をすることはないでしょう。食料品などの日常の消費にまわるのかなと考えています。

 

 ところで、1800万円以上の高額所得がある人には給付しない、あるいは受け取りを辞退してもらうということのようですが、そんな高額所得の人って、どのくらいの割合でいるのでしょうか。日向市(人口約6万2000人、2万4500世帯)を例に考えると、同市の場合、対象となるのは130人ほどだそうです。その数字の受け止め方はさまざまでしょうが、私の感覚では「へえ、結構いるもんだな」と、ちょっと驚きました。

 

 まあ、あまり言及すると私の安月給がばれるので止めます。しかし、この130人ほどの人に支給しないことに、どれほどの意味があるのかちょっと疑問を感じました。お金持ちですから数万円の支給がなくても怒る人はそういないでしょうが、130人の家族分を合わせても総額百数十万円から数百万円くらいです。一方で日向市全体で考えると総額で7億円ほどになるのですが、その節約効果、あるいはお金持ちには支給しないという事実のアピールに対して、役所の手間や事務量を考えたとき、やはりすべて給付なのかなという気もします。

 

 さらに腹が立つのは、具体的な支給方法については「市町村でやってください」という国の姿勢の無責任さです。麻生首相は「地方分権だからいいんじゃないですか」と言い放ったそうですが、この仕事のやり方は一般的には「丸投げ」と言います。地方分権をうたうのであれば使い方まで含めて任せるべきでしょう。

 

 ある市幹部は「(給付金総額の)7億円を交付金でくれれば、もっと経済効果が上がる使い方ができるのでは」と疑問を呈します。ある保守系市議は「今度ばかりはあきれてものが言えない。選挙対策どころか、このままじゃ選挙負けちゃうよ」と怒っていました。

 

 議論はいろいろありますが、安易な印象は否めません。麻生首相は最近、未曾有を「みぞゆう」、踏襲を「ふしゅう」と読んで笑われていました。厳しい言い方になりますが、漫画もいいけれど、もうちょっと本や新聞を読む人が首相だったらよかったのにと心から思います。定額給付金についても、もっとじっくり考えてほしいものです。(K2)






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