今年のノーベル物理学賞に、日本人3人というニュースにたまげていたら、翌日は、下村脩博士の化学賞の受賞が決まった。
なんでも、緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見と開発が、受賞理由とか。その緑色蛍光タンパク質とやら、オワンクラゲが持っているそうな。このクラゲ、刺激を受けると、生殖腺が青白く発光するという。
その発光物質に紫外線を当てれば緑色に光り、がん細胞などを観察できるほか、植物の枯死の誘因になるカビの侵入の様子も、手に取るようにわかるというからスゴイ。
そこで、海に面したわが県北に、オワンクラゲはいるのかどうか。延岡市役所の海洋生物に詳しい職員に聞いてみたら「あまり聞かないですねぇ。茶色っぽいタコクラゲなら、須美江湾などで異常発生することはありますけど・・・」と、全国的には多くても、県北ではポピュラーなクラゲではないようだ。もっとも、このクラゲは春から夏にかけて、よく見られるそうだから、今の季節はいないのかも。
これだけでは物足りないので「タコクラゲは食べられますか」と質問してみると、「いやあ、食べられんと思いますよ。食用になるのは、エチゼンクラゲ、ヒゼンクラゲ、ビゼンクラゲなどで、中華料理なんかに使ったりしますね」との答え。食いしん坊は、これだからいかん。
それにしても、エチゼン(越前=福井)、ヒゼン(肥前=長崎、佐賀)、ビゼン(備前=岡山)は、どれも地名ではないか。ならば「ヒュウガクラゲ」はないかと調べてみたら・・・ない。どなたか日向灘で新種を見つけたら「ヒュウガクラゲ」と、命名してください。
ものはついで、「オワンクラゲ」があるのだから、「チャワンクラゲ」「ハシクラゲ」「ドビンクラゲ」「コップクラゲ」「サラクラゲ」「サカズキクラゲ」も、あるだろうと調べたら「サラクラゲ」があった。北海道などで見られ、大きさは直径10~20センチ。上から見ると、丸に十の字の薩摩のマークそっくり。あとは「コップクラゲ」ではなく、「フサウミコップ」というクラゲならいる。
ほかに「ユウレイクラゲ」「ギンカクラゲ」「カラカサクラゲ」「ニチリンクラゲ」「サカサクラゲ」など、ユニークな名前のクラゲがたくさんいる。 「ニチリンクラゲ」など、JR特急「にちりん」のマスコットになりそう。「サカサクラゲ」なんかは、世の男性がニンマリしそうだが、これはあくまでもクラゲの名前ですので、誤解なく。
















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